興兵衛の深井戸/久瀬千路

『小説宝石』 4月号で久瀬千路さんの短編小説「興兵衛の深井戸」の挿絵を描きました。江戸の町を大火事(明暦の大火)が襲い、伝馬町牢屋敷の長官である石出帯刀が収監者を火災から救うために独断で囚人を開放するところから物語は始まります。

歴史が苦手で時代劇も興味がない僕は、「市中引き回し」を「囚人が馬に縄でくくりつけられて町中を引きずりまわされる刑」だとずっと思っていたのですが、資料を探していてそうではないことを知りました。