「チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち」感想
14日、高松市美術館で開催されている「チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち」を見てきました。
チェブラーシカのことはよく知らなくてUMAのチュパカブラと混同していたくらいだったんだけど、そのかわいらしさにノックアウトされて帰宅。オレンジの箱に入ってやってきて電話ボックスに住んでるというのもすごくいい。サルかと思ってたけど正体不明の動物なんですね(こっちもUMAだった)。
映画で使われた人形や舞台装置、かわいいピンバッジ(見る角度で絵が変わるレンチキュラーのがかわいかった)、アニメーションの上映などとてもよかったです。なかでも、タチヤーナ・ウスヴァイスカヤさんの『チェブラーシュカ ワニのゲーナとおともだち』の絵本原画に釘付けになりました。絵本の文とともにずらりと展示されていたのですが、この方の描くチェブラーシカがとてもかわいい。水彩画ならではの表情や温かみがあるというか。細かい書き込みや色使いなどいろいろ勉強になり、途中で引き返して眺めたりしてここだけで40分くらい楽しめた。表紙のチェブラーシカはいまひとつ好みじゃないんだけど。
昔のロシアは著作権に対する認識が薄かったらしく、他にもいろんな人のチェブラーシカ作品が展示されていました。中にはまるでかわいくない獣みたいなのも。それにしてもロシアは覚えにくい名前の人が多いですね。プーチンみたいに簡単だといいのに。
入り口には150cmくらい?の巨大なチェブラーシカがお出迎え。これだけ撮影OKなので一緒に記念撮影できます。
タチヤーナさんの絵本を買うつもりだったんだけど思ったより絵が小さかったのでその絵も収録されているこちらの図録を購入。
タチやんのポストカード。右は、チェブラーシカが「コーヒー飲まない?」とワニのゲーナに電話して(チェブラーシカはコーヒーカップすら持ってないんだけど)道具一式を持参したゲーナといっしょにコーヒーを飲んでるところ。1番好きな場面。
ぬいぐるみは悩んで悩んで買いませんでした。眉毛の位置とかほんの数ミリちがうだけでかわいさが違って見えるのでネットで買うより実物を見比べたほうがいいと思います(やっぱり買っとけばよかった)。今はフィギュアを購入するか迷っています。
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関係ないけどそのあと寄ったヴィレヴァンで諏訪敦さんの作品集を見て衝撃を受けました。