きをつけること
ぼくが絵封筒を描くときに気をつけていることです。
ぼくが絵封筒を描くときに気をつけていることです。
切手に色を塗ったり字を書いて汚してしまうと、その切手は無効となり、料金が足りずに自分のところに返ってくるかもしれません。自分に返ってくるなら貼り直してまた出せばいいのですが、ケースによってはそのまま届けられ相手から不足分の料金をもらうことになります。ぼくは切手は汚さないように、最後に貼るようにしています。
郵便法 第三十条(無効な切手類) 汚染し、若しくはき損された郵便切手又は料額印面の汚染し、若しくはき損された郵便葉書若しくは郵便書簡は、これを無効とする。
切手を何枚か貼るとき、スペースがないからといって重ねて貼るのはやめましょう。使用済みの切手の再利用していると疑われるかもしれませんし、料金不足になるかもしれません。
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どうしてもあて名面に切手が貼りきれない場合は、赤ペンなどで「裏面貼付(りめんちょうふ)」と書いて、裏面に残りの切手を貼るといいです。
あて名を書くスペースを確保する(8×4.5cm)
郵便についての規則などが定められている「内国郵便約款」というものに、最小8×4.5cmは「あて名記載部分」とし、あて名に関連すること以外は書かないようにといった項目があります(第13条 郵便物のあて名記載部分に記載できる事項)。ですので、このあて名記載部分にはできるだけ絵を描かないようにしています。
絵を描くことに夢中になるとあて名を書く場所のことを忘れがちなので、初めにあて名をかくスペースを決めておくといいです。
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あて名記載部分については、日本郵趣協会で中国・四国地方本部理事をされている椙山さんに教えていただき、それから守るようにしています。
定形郵便物で重さが25g以内なら84円ぶんの切手を貼ります(2023年5月現在)。古い切手などは糊が弱くなっているものありますので、剥がれてしまわないようにスティックのりを使います。切手の貼り忘れや料金不足の郵便物は案外多いものです。郵便料金もたびたび変わっていますので日本郵便のサイトで料金表を確認するようにしましょう。
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切手の料金が不足していると、自分に戻ってくる場合と、受取人に不足分をもらう場合があります。これは基本的にどこで郵便物を差し出したかで違ってきます。いずれにせよ相手に不足料金を払わせるのは失礼にあたりますし、局員さんにも手間をおかけすることになります。
ぼくがとくに気をつけていることですが、郵便番号、住所、氏名は見やすいようにていねいに書いています。自分の住所氏名も忘れずに。絵封筒の場合、自分の住所などは裏面に書いたほうがよいかと思います。